お知らせ

　

 

太陽光発電は、再生可能エネルギーの固定買取制度（FIT）の影響により2010年頃から急速に普及しました。
かつての太陽光発電は、メンテナンスフリーと言われていて、日本にはパネル表面を掃除するという習慣はありませんでした。
しかし、設置後3年～5年経過した発電所では、発電効率の低下が見られています。
主な原因として、経年劣化や汚れ、天候などがあげられます。
汚れによる発電効率の低下は、約10％程度の発電量（収益）が失われていることも少なくありません。
発電収益の損失が気になる汚れ問題を解決するために、設置した太陽光パネルは定期的に掃除することをおすすめします。
この記事では、太陽光パネル洗浄の必要性や得られる効果を詳しく解説します。

 

太陽光パネル洗浄ってなに？

---

太陽光パネル洗浄とは、太陽光パネルの表面に付着した汚れを除去することです。
野外に設置されている太陽光パネルは、自然によってさまざまな汚れが表面上に付着してしまいます。
しかし、太陽光パネルには電気が通っていたり、非常に繊細に作られているパネルガラスなど性質の仕組みが複雑になっているので、取り扱いが難しく、洗うにも専門知識が必要になってきます。
素人が洗うのは危険が伴いますが、プロの太陽光パネル掃除なら、安全にパネルを傷つけることなく汚れを除去できます。

 

 

 

太陽光パネル洗浄の必要性

---

太陽光発電システムは、天候や周辺環境、劣化・故障、汚れ等により大きく影響を受けます。
太陽光パネルの汚れは、発電量に直結し、汚れが顕著な場合、発電効率が半分以下に低下することもあります。
汚れは、まるで雲がかかったような状態で、本来の発電を妨げています。
付着した汚れを除去することで、妨げられていた分の発電量が正常に戻り、失われていた発電量が、元通りに回復するという効果が期待できます。
太陽光パネル洗浄は、「本来得られるはずの発電効率が、汚れの影響で発電収益が損失している状況を、元通りにするもの」「ホットスポットによる事故トラブル防止」の役割として、“長期的に安定した発電収益を生み続ける”を実現します。
発電事業者様およびO&M企業様は、運転開始後、長期にわたって安定した高い収益を確保し続けるために、発電所の状況に応じた適切なパネル洗浄を取り入れ、投資対効果の最大化を目指すことが重要になってきます。

 

 

太陽光パネルの汚れの原因

---

太陽光パネルの汚れは、設置環境や周辺環境によって汚れの原因は異なります。
では、どんな汚れが主な原因となっているのでしょうか？

 

太陽光パネル洗浄の得られる効果

---

 

 

太陽光パネル清掃によって、３つの効果が期待できます。
どんな効果があるのかひとつずつ見ていきましょう。

 

効果その１

汚れによる 発電量の低下防止する！

1つ目は、発電所を運用していく上で長期的に安定した収益を確保し続けなければなりません。
汚れによる発電収益の低下は、運用計画の約10％におよぶ損失が出ていることもあります。
汚れによる低下（損失）は、定期的なパネル洗浄メンテナンスで防ぐことができます。
パネル掃除は、収益に直接関わってくるからこそ、費用対効果の高いメンテナンスとして有効だと実証されています。

 

効果その２

汚れで低下した発電収益が回復する！

2つ目は、汚れで低下した発電収益を回復させることができます。
「汚れが原因で、収益計画より下回る発電収益しか得られていない」という事態が起きていることは少なくありません。
パネル表面に付着した汚れを除去することで、「汚れによって損失していた発電収益を元通りにする」という発電収益の回復効果が期待できます。

 

効果その３

ホットスポットによる
機器故障・火災トラブル防止する！

3つ目は、太陽光パネル表面に汚れが付着したまま放置しておくと、汚れ部分がホットスポットを起こしてしまいます。
ホットスポットになると機器故障や汚れ部分に熱がこもってしまい、最悪の場合、火災事故につながる危険があります。
機器故障やホットスポットによる火災事故を防止する観点からも、パネル洗浄は有効であると言えるでしょう。

 

 

まとめ

---

今回は、太陽光パネル洗浄の必要性と効果について解説しました。
発電所運用には、メンテナンスが必要不可欠となります。
汚れによる発電収益の低下は、太陽光パネル洗浄で解決できるので、定期メンテナンスとして有効的です。
私たち”PV Japan”は、発電事業者様・O&M企業様の、長期的に安定した発電収益の確保に貢献します。

 

次回は、「太陽光パネル洗浄の費用対効果」について徹底解説していきます。
皆様、どうぞお楽しみに！